1942年に東京・浅草で創業以来、変わらぬ製法で作り続けられているペリカンのパン。
連日多くの人がそのパンを求め行列を作っています。
中でももっちりとした生地が人気のロングセラー・角食パンを、いつもより美味しく食べるにはどうすればいいのか、食べ方を調べてみました。
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ペリカンの角食パンの美味しい食べ方
偶然なのですが、ペリカンのパンが手に入る前にハウスメーカーから届いた冊子を読んでいたら、「角食パンを美味しく食べるには」という特集が掲載されていました。しかもそれはペリカンパンの角食!
だからペリカンのパンが手に入った時、一度はリサイクルに出すために片づけていた冊子を引っ張り出してきたほど。
そこに載っていた、パン好きの料理家・渡辺有子さんが教えてくれたトーストの極め方を紹介します。
パンを切る
角食パンの特徴は密度が高い生地ということ。
これは私も角食パンを家で作ったことがあるのでわかるのですが、角食用の焼き型は蓋をするので山型食パンのように上に伸びていかず、ぎゅっと凝縮されるのです。
アルタイト食パン型 12cm正角型 1斤 フタ付 【ppp】
そんな密度の高い生地をふんわり・しっとりと焼き上げるためには厚めにカットするのがポイントです。目安は2.5cm! かなり厚く感じますがこれが美味しく焼き上げるコツです。
ちなみにペリカンの角食パンは8.5×8.5×17cm(1斤)。上に紹介している正角型は12cm角。調べてみたところこれ以上小さいサイズの焼き型は見つからなかったので、ペリカンの角食と同じサイズを作るのは難しいかもしれません。
パンを焼く
この時の重要なポイントは生地の水分が飛び過ぎないよう短時間で焼くことです。
オーブントースターは手軽でいいでしょうし、最近では魚焼きグリルの火力が強いのでカリッとふんわり焼けると評判ですね。
今人気のトースターは断然、バルミューダーでしょう!
4つの専用モードに任せておけば、誰にでも完璧なトーストが焼けると大評判ですよね。
デザインもおしゃれで洗練されているので、キッチンに置いてもスタイリッシュにまとまります。
少し前でいえば、イングリッシュマフィンのCMで小林聡美さんが美味しそうにパンを焼いていましたね。
【金網つじ】手付きセラミック付き焼き網 大【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし宛書】
映画・かもめ食堂の中でも同じような金網で鮭を美味しそうに焼いていたのを思い出します。
今回はそんな焼き網でトーストを焼く方法をご紹介。
焼き網でトーストを美味しく焼く方法
① コンロに焼き網を乗せ、温めたら中央に角食を置く。火加減は最初から最後まで強めの中火。
② 片面がこんがりときつね色に焼けたらパンを裏返す
③ 片面約3分、裏面約1分半が目安。なお2枚同時に焼くときは、焼きむらが出ないように場所を移動させて
④ バターは有塩で。少し常温で戻し(切りやすいように)、約2.5×2.5×1cmにカット。
⑤ 角食が焼けたら火を止め、網に乗せた状態でバターを置き、余熱で回りだけ溶かす
こだわって焼いたペリカン角食パンの味は?
ちょっとしたことですが、以上のポイントを押さえて焼いたペリカンの角食パンを食べてみました。
すると、外はさっくり、中はもっちもち!どっしりと重い食べ応えのある美味しいトーストでした。小ぶりの食パンですが、持ってみるとずしりと重みがあり、食べてみるとその重みの意味がよく分かります。
普段スーパーで買うパンはふわふわで、良くも悪くもお腹にたまらない軽い食べ心地という印象ですが、ペリカンのパンは小さな一枚でも十分という感じ。
まるでお米を食べているような、毎日食べても飽きないような味は病みつきになります。
並ばなければ買えないパンですが、並んでも買いたくなるような、そんなパンでした。